コラム

志望業界を絞るとどうなるのか?実際の2人の事例から考えてみました!

この記事の所要時間: 728

就活生の悩みの中で特に大きいものとして

志望業界は絞った方がいいのか?
絞るならいつくらいから絞り込めばいいのか?

といったものがあると思います。

実際に就活生の中には、
「私は広告業界にしか行く気がありません!」
「金融以外、眼中にない」
というような学生がいます。

業界を絞り込んでいる学生の方が志望度が高い印象を与えやすいため、大学のキャリアカウンセラーなどでは絞り込むことを勧められることもあるようですね。

確かに、広く業界を見るよりは1つの業界・企業に多くの時間を割けるので、深堀った業界研究・企業研究ができるので、メリットもあります。

一方で、業界を絞ってしまうと、取り返しのつかない状態になってしまうことが考えられます。

そこで、今回は「志望業界を絞るべきか?絞らないべきか?」
”業界を絞っていた"18卒の2人の事例を見ながら考えてみましょう。

都内私立文学部Aくんの場合

Aくんは、学生生活の途中の2年生頃から「『モノが売られたり買われたりする仕組み』に興味がある」とこから、「広告・マーケティング業界」を目指すようになりました。

3年秋まで~就活を始める前~

Aくんは学生団体やアルバイトにも力を入れていたので3年夏のインターンシップには参加していませんでした。

ただ、志望業界に関係する講義を受講したり、ゼミに所属したりしていました。
その中で、学問的に「広告・マーケティング」がどのような仕組みで動いているのかについて、考える機会が増えたそうです。

3年の年が明けるまで~就活開始~

自己分析の結果
「自分は所謂『大手企業』よりも、『ベンチャー企業』向け」
と考えたので経団連加盟企業の就活解禁の3月よりも前から就活をはじめました。

このサイトで紹介しているような逆求人サービスに登録したり、イベントやエージェントを使って情報収集と同時にベンチャー企業の人事とのつながりを作っていきました。

そんな中、志望業界以外の人事担当の方や会社の役員の方とも会ったそうですがそこで

君のやりたいことはここではできないよ

と何度か言われてしまいました。

それもそのはずで、Aくんは1年以上も「広告・マーケティング業界」を目指した準備をしていたので、他の業界・企業の事業や理念と別の考え方を身につけていたのです。

ここで、逆求人やエージェントを使って「面談」と言う形で多くの企業の人事担当者と話す機会を作っていたことが後のAくんの就活に大きく影響してきます。

3年の年明け~就活本番~

そして、年が明け3年生の1月頃から本選考の面接に挑み始めますが

  • 会社の中の雰囲気が良さそう
  • 「働きがいのある企業ランキング」に載っていた
  • 自分が使っているサービスを運営している企業

などといった理由で面接を受けても、1次面接で「お祈り」されてしまっていました。

落選続きの中、たまたま参加した逆求人イベントで志望度の高い企業の人事担当者と話す機会がありました。

そこで「一度オフィスでじっくり話そうよ」と言われ、すぐに了承して後日オフィスで面談をしました。
面談では、「業界を志望している理由」「今までの人生経験について」といった面接で聞かれそうな内容について雑談してその日は終わりました。

2月に入る少し前に例の企業から

「もう会社説明会や1次面接はいいから、2次面接からやろうと思うんだけどどうかな?」

と声をかけてもらったので、今回もすぐに了承してオフィスでの面接に挑みました。

話はトントン拍子ですすみ、3月の中頃にはその企業から内々定告知を得てAくんは就活を終わりにしました。

Aくんは自分の就活に満足しており、業界を絞ったことがプラスの方向に働いたと感じています。

Aくんが一番使っていた逆求人サービスはキミスカ

キミスカはプロフィールや選考の状況を開示することで、 企業から特別選考のスカウトをもらうことができます。
また、希望すれば就職コンサルタントが 自己分析からES添削、面接対策まで徹底サポートを受けることができます!

一方で、絞り方が充分でないと失敗してしまうこともあります。
次のBくんの事例をみてみましょう。

都内私立教育学部Bくんの場合

BくんとAくんは同じ大学の友人です。

Bくんは、高校時代から教師になることを志望して大学でも教育学部に入り教職課程を履修していました。

しかし、就活の時期が近づくにつれ「教員の労働環境」に対して疑念と不安があり、民間企業への就職と教員採用試験の両輪で就活をすることにしました。

そこで、自分が一番好きな「ゲーム」つくる「ゲーム業界」を志望して就活をすることにしました。

3年冬~準備期~

Bくんは、Aくんと違ってベンチャー企業志望という訳ではないし、教員採用試験もあったのでゆっくりとしたスタートでした。

とはいえ、ゲーム業界にはベンチャー企業も多いため短期インターンシップの選考やセミナーには足繁く通っていました。

ただ、ゲーム業界を志望したのが遅かったためかインターンシップの選考はイマイチで、選考がない1dayインターンシップにしか参加できなかったようです。

学年が変わる頃~就活開始~

この頃からゲーム業界の一部企業は選考を開始していたので、応募して面接を受け始めました。

Bくんは「ゲーム業界が駄目なら教員になろう」と考えていたので、他の業界についてはAくん以上に全く考えていませんでした。

説明会や1次選考を数回受けたものの、2次選考に駒を進めることが出来ずにいたので
「やっぱり教職一本で行こうかな」と悩む日もあったようです。

GW明け~就活中盤~

ゴールデンウィークが明けると、ゲーム業界の「持ち駒」が減ってきてしまいました。

Bくんは「自分が好きなゲーム会社」を受けていたのですが、実はゲーム業界には

  • ゲームを売る会社(パブリッシャー)
  • ゲームを作る会社(デベロッパー)
  • 両方する会社(通常はパブリッシャーに分類される)

の3種類があり、有名なゲーム会社はパブリッシャーが多いです。
Bくんは大手のパブリッシャーを優先して受けていたので、デベロッパーの応募締切に間に合わないことがあり、そもそも持ち駒が少なかったのです。

そこで就活エージェントサービスを利用し始めて、自分の就活を見つめ直すことにしました。

4年夏~就活終盤~

夏をすぎる頃には、「教員になることはあくまでも保険」と考え、民間企業への就職を中心に活動をすること決めました。

これまでのBくんは、抽象的なイメージだけで「ゲーム業界」を志望していたのですが、エージェントとの面談を通じて「人が『楽しい』と思えることが好き」だと気づき
業界にこだわらず、事業内容から企業を探すことにしました。

そして、8月の末にはIT系の企業から内々定を得て就職活動を終えることができました。

Bくんの内定につながったエージェントはキャリアチケット

キャリアチケットは多数の学生を見てきたアドバイザーが、受かるES、GD、面接ノウハウを教えてくれます
自己分析、ESなどの基本的なことがわかるセミナーを定期実施していて
日程調整や選考企業の人事との連絡もしっかりサポートしてくれます。

人事にアドバイザーフィードバックが得られるから、自分では分からなかった自分のアピールポイントが響くようになります。

2人の事例を見たまとめ

Aくんの場合

Aくんは、結果として業界を絞ることで満足の行く早期内定につなげることができました。
振り返ると、幸運にも逆求人を通じて志望度の高い企業との縁が結ばれたことでこの結果になったと言っていました。
私は彼の就活の話を聞いて、情報収集や事前の準備のおかげか、あるいはよく言う「引き寄せの法則」が彼を導いたのだと思いました。

Bくんの場合

Bくんは教員採用試験のこともあったとは言え、業界を絞っていたのに深堀りすることができなかったので上手くいかなかったのかなと思います。
もしかすると、彼のパーソナリティとゲーム業界の風土が合っていなかった可能性もありそうだと私は思いました。

業界を絞るのであれば事前準備が大事!

  • 事前にどれくらい業界のことを深く知ることができるか
  • 志望業界は自分のパーソナリティと一致しているか
  • 絞った分、持ち駒が減ってしまうリスクを背負えるか

という点が分かれ道になると思います。

自分の行きたい業界を定めることが早期の内定につながることは確かにあります。
しかし、そのための準備をきちんとしなければとても危険な賭けになってしまうことも理解する必要がありそうです。

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